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シーズーさんの皮膚病 [病気]

今日は台風が福岡を直撃するとのことで戦々恐々としていましたが、

無事福岡を抜けたようです。


今回は久しぶりに皮膚病について、皆さんとシェアしたいと思います。


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写真のワンコは15才のシーズーさんです。


他院にて治療を行っていましたが、

治りが悪いとのことで飼い主様が連れていらっしゃいました。


15才という年齢のことを考えると、

皮膚も年をとっていきますので治療が難しくなりますが・・・


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なんと、ここまで毛が生えてくれました。


ここまで治療期間約4ヶ月。


飼い主様も本当に頑張りました。

本当に頑張ったのは、ワンコの方かもしれませんね。


治療内容としては、甲状腺ホルモン、マラセチア性皮膚炎、細菌感染症を考慮し、

内服薬を処方しました。


あとは外用療法として薬用シャンプーを処方しました。


痒みが完全にとれるわけではないので、お薬は使わないといけないのですが、

ひとまずここまで毛が生えてくれたことに安堵しました。



※皮膚病は、みんながみんなこういう風にうまく治療が成功するとは限りません。

あらかじめご了承下さい。

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肥満細胞腫 [病気]

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続けてブログに記事を連投します。

このネコさんのしこり、ぱっと見て正直悪そうな顔はしていませんが、
細胞診をすると、肥満細胞腫が疑われました。
肥満細胞腫は、顕微鏡で見ると特徴的な形をしているので、
すぐに判断することが出来ます。

案の定、手術により摘出した結果、
肥満細胞腫という診断結果が、検査センターから返ってきました。
手術をする上で筋肉への固着もないことから、早期だったのではないかと思います。

ちょっとしたしこりでも侮れないですね。

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皮膚病 [病気]

今年の夏も暑いですね。

そんな中、皮膚病の診療が増えてきています。

ここ最近、経過のいいわんちゃんの皮膚病の経過を報告させていただきます。


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この写真は、初診時に撮影したものです。
フレンチブルドッグの杏樹ちゃんです。

保護施設から引き取ってこられて、当院へ来院されました。

脱毛も進んでいます。

こういう場合、どう考えるか。

当院では、まず寄生虫疾患を考慮します。
もちろん、アトピーとかアレルギーとかの皮膚病を考えることもありますが、
皮膚病の割合としては、マイナーな方だと個人的には考えています。

そして、内服薬も使いながら、2ヶ月後たった今・・・・

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この様にすっかり毛が生えてくれました。

本当に良かったです。

もちろん、治りづらい皮膚病もあります。
あとは、主治医の先生とよく相談して治療をすることが重要でしょう。

杏樹ちゃん、幸せになってねー。


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内分泌疾患の皮膚病 [病気]

内分泌疾患というと、ピンとこないと思いますが、
いわゆるホルモン異常の病気です。

そして、このホルモン異常により皮膚病を発症することがあります。

とくに皮膚病に関わるホルモンの病気に、甲状腺機能低下症、副腎皮質機能亢進症があります。

どちらも、皮膚病どころか命に関わる病気なので治療が重要となります。

治療はホルモン製剤を服用していくことになります。



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写真のワンコは、糖尿病、副腎皮質機能亢進症、甲状腺機能低下症を併発していました。

飼い主様のご理解をいただき、検査と治療を行った結果・・・・



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このように毛が生えてくれました。

これは、飼い主様とワンコと動物病院が三位一体となって治療した結果です。

ここまでになるのに、約半年以上かかりました。
本当に飼い主様に感謝です。そして、らうちゃん、ここまでよく頑張ったね。
これからも大変だけど、お薬飲んでいこうね。


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乳腺腫瘤摘出 [病気]

先日、14歳のミニチュアダックス、女の子の乳腺腫瘤摘出の手術を行いました。

血が苦手な方はご遠慮ください。














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このように麻酔モニターを使って、麻酔の状態を絶えず監視していきます。

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それでは、腫瘤を摘出していきます。
出血に気を付けて腫瘤の外側にメスを入れていきます。

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腫瘤と体をつないでいる血管や筋肉などの組織を、電気メスを使って切除していきます。

あとは筋肉や皮膚を縫合していくだけです。

残念ながら、このワンコの乳腺腫瘤は悪性でした。

乳腺腫瘤は悪性と良性の割合が半々といわれているので、
このように組織を切除して病理検査センターに送らなければ、正確な診断は出来ません。

今回の手術においては、年齢が高齢ということもあり、
麻酔にどこまで耐えてくれるか心配していましたが、頑張ってくれました。
あとは再発の可能性に注意しながら、飼い主様と一緒にチェックしていこうと思います。
























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軟部組織肉腫 [病気]

9月に入り、空気が澄んできました。

今年は8月雨が多く、夏から秋への季節の移り変わりがいまいちつかめませんでしたが、
9月も下旬に入り、ようやく秋めいた雰囲気を感じるようになりました。

今回軟部組織肉腫という皮膚の腫瘍の切除を行ったので、ご紹介します。

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こういう形の腫瘤が前肢に認められました。

細胞診を行いましたが、診断がつかなかったので飼い主様と相談の上、
全身麻酔下にて摘出を行うことになりました。

ここからは血が苦手な人はご遠慮ください。








































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腫瘤の皮膚を切開するとこういう腫瘍が出てきました。

形からして悪性に近いですね。

出血をなるべく少なくして摘出を行いました。
摘出は意外にスムーズにいきました。

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そしてこのように縫合して無事終了です。

年齢が12才という高齢のワンコだったので、術後の経過が心配でしたが、
無事麻酔からも覚醒しました。

結果悪性の腫瘍だったので、頑張って摘出してよかったです。



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あすなろネコ避妊手術 [病気]

こんにちは。

久しぶりのブログの更新になります。

ここ最近、あすなろネコさんの不妊手術が続いています。

これは福岡県の事業の一つです。

ここから手術の様子をお見せしますので、血が苦手な方はご遠慮ください。


























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当院ではシーリングシステムを使っているので、糸を使わずに血管を結紮することができます。
また手術の時間も短縮することができます。

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ネコさんの卵巣子宮はこのようにY字型になっています。
根元は糸を使って結紮します。

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あとは、溶ける糸を使ってお腹の中を縫合していくだけです。
正味40分弱の手術となります。
当院ではあすなろネコさんの不妊手術の場合、検査を行いません。
そのため麻酔のリスクが分かりません。
もしかしたら、かなりハイリスクなのかもしれません。

ですが、不幸な仔ネコさんが生まれないためにも有効な手術かとは思います。

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レッグ・ペルテス病 [病気]

こんばんわ。

最近は病気に関しての紹介がなかったので、ここ最近の症例をご報告します。

じつは7月に入ってから、季節の影響もあるかもしれませんが、
病気のワンコやネコさんを連れてくる方が増えてきました。

少しでも多くの方に病気について理解して頂きたいので、
このブログにてご紹介していきます。

まずは、他院にて疼痛管理の治療を受けておられましたが、
なかなか治らないということで転院されてきた方のワンコです。
疼痛管理を1ヶ月以上行っても改善がないとすれば、よっぽどのことです。

レントゲンを撮影したところ、
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赤丸で囲んであるところ、ここが異常です。
じつはレッグペルテスという病気でした。
レッグペルテスは、日本名では無菌性大腿骨頭壊死です。
原因がハッキリしていません。

しかし、生後1才未満で起こることが多いです。
このワンコも10カ月のヨーキーでした。

治療は外科的治療でして、赤丸で囲んである大腿骨頭を切除します。
たとえこれを切除しても、しばらくはビッコが続きますが、
将来は普通に歩けるようになることが多いです。

このワンコも歩けるようになれればいいな、と願っています。



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ズーノーシス [病気]

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今日のお昼に狂犬病予防注射済み票の手続きのため、南区の保健所に行きました。

そのときに貼ってあったポスターがズーノーシス。

聞き慣れない言葉かもしれませんが、大事なことです。

寄生虫の専門医の話によると、
一般家庭で飼育されているワンコやネコでも内部寄生虫に感染していることがあるそうです。
しかも感染しているワンコやネコさんが意外に多いのだとか。

そのため、定期的なお腹の虫の駆除をお勧めします。

ワンコの場合、食べるフィラリア予防薬にはお腹の虫を駆除する成分が入っています。
ネコさんの場合は、滴下タイプの駆除剤があります。

詳しくは当院までお問い合わせください。


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疥癬治療の続きです。 [病気]

先日、このブログでご紹介させていただいた疥癬治療中のワンコ。

治療の経過もよく、写真のようになりました。

まずは治療前の写真です。これは先日このブログでもアップしました。

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あちこち発赤があり、とても痒そうです。

そして、疥癬の治療終了後の写真です。

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毛もすっかり生えています。

この治療のヒントは、「ステロイドに反応しない」ということでした。

いずれにしろ、ここまで良くなってくれてよかったです。



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